2024年版 大学の課題(レポート)でchatGPTは使えるのか?実際に試してみます!

みなさんこんにちは。

大学の課題を楽に終わらせたいと思ったことはありませんか?

今回は、chatGPTを使うことで大学の課題を楽にすることができるのか実際に検証してみます!

ぜひ大学の課題をするときの参考にしてください。

■本記事はこんな方におすすめ■
✔大学生
✔楽に課題を終わらせられないかと思う方
✔課題が大量で困っている方

chatGPTってなに?

ChatGPTは、OpenAIが開発した自然言語処理のモデルの一つであり、GPT(Generative Pre-trained Transformer)アーキテクチャの一部です。GPTは大量のテキストデータを学習して、言語生成、理解、応答などの自然言語処理のタスクに対応する能力を持つモデルです。

ChatGPTは、ユーザーとの対話に特化した形で調整されたGPTモデルです。これにより、ユーザーの質問や会話に対してより適切な回答を生成することができます。ユーザーとの対話を通じて情報を取得し、文脈を理解して応答することが特徴です。

chatGPTには無料で使えるGPT3.5と有料のGPT4.0がありますが、今回は誰でも使えるようにchatGPT3.5を利用します。

ちなみに上の文章は実際にchatGPTに質問して、帰ってきた回答です。

大学のレポートで活用できる?

結論から言うと、

活用できます!

私も実際に大学の課題で活用しました。

ただし、使える場合と使えない場合があります!

その違いは課題の種類です。
大学の課題ですが、私の経験では「計算」、「調べたことをまとめる」、「考えを書く」の大きく分けて3種類の課題を出されました。
なので、今回はこれら3種類のパターンに分けて試してみます。

実際にchatGPTを使って課題をやってみる

ここからは実際にchatGPTで課題に答えてもらうよう質問しました!

計算系

問題

太さが無視できる長さl[m]の一様な棒の一端が原点 O にあり,この棒が  軸のまわりを回転する.棒の質量がM[kg]のとき,  軸のまわりの慣性モーメントI[kg・m^2]を求めよ.」

回答

「太さが無視できる長さ l の一様な棒の一端が原点 Oにあり,この棒が z 軸のまわりを回転する場合の慣性モーメント Iは、以下の公式を用いて求めることができます。

I= (ml^2)/3

ここで、mは棒の質量です。与えられた情報では太さが無視できるとされているため、棒を質点とみなして計算しています。」

大学物理の慣性モーメントの問題です。
もちろん回答は正しいです。
複雑な問題文や、質問文にパソコンでは示しにくい計算式などは難しそうです。(例えば、微分方程式とか)
なので、計算系の課題はchatGPTに頼るのは厳しいと思います。

■結論■
活用可能度・・・小
・大学の計算問題は、chatGPTに質問するには難しいので活用はできなさそう。

調べたことをまとめる系

問題

γ線X線の違いを調べてまとめてください」

回答

γ線X線はともに電磁波の一種で、高いエネルギーを持つ放射線ですが、その発生源や性質にいくつかの違いがあります。

1. 発生源:
   - γ線γ線原子核の不安定性によって発生します。核分裂や放射性崩壊の際に生じ、高いエネルギーを持ちます。天然の放射性物質や核反応によって生成されます。
   - X線 X線は電子が高速で減速されるときや、電子が原子の内部から外に放り出されるときに発生します。主にX線装置や放射線治療装置で生成されます。

2. エネルギー:
   - γ線 非常に高いエネルギーを持ち、通常はメガ電子ボルト(MeV)の範囲になります。
   - X線エネルギーは通常、キロ電子ボルト(keV)からメガ電子ボルト(MeV)の範囲ですが、γ線ほど高いエネルギーを持ちません。

3. 発生メカニズム:
   - γ線 原子核の変化に伴って放出されます。例えば、ウランやラジウムの崩壊時にγ線が発生します。
   - X線電子が原子の外に放り出されたり、高速で減速する際に発生します。これによって生じるエネルギー差がX線のエネルギーとなります。

4.透過性:

   - γ線 一般的に物質を透過しにくいです。密度の高い物質でも吸収されることがあります。
   - X線物質によって異なりますが、一般的にはソフトX線は柔らかい組織を透過し、ハードX線は骨や金属など密度の高い物質を透過しにくいです。

これらの違いにもかかわらず、γ線X線は両方とも高エネルギーな放射線であり、適切な防護が必要です。医学、工業、研究など様々な分野で使用されています。」

比較する問題にしてみました。
chatGPTは4つのポイントに分けて比較してくれました。これくらいなら十分な文字数も稼げそうですね。
しかし、調べてまとめる系の課題では出典を書く必要があるので、chatGPTを出典にするのは良くなさそうです。
なので、出典を記載しなければならない課題では活用しない方が良いと思います。

■結論■
活用可能度・・・中
・十分活用できるくらいの分量と内容を答えてくれる。
・出典をchatGPTにするのは良くなさそうなので、他の参考文献と合わせるのがいいかも。

考えを書く系

問題

「ロボットやAIの発達で、2050年までに実現されると考えられる、人をサポートする機能を必要な技術とともに挙げてください」

回答

「2050年までに、ロボットやAIが人をサポートする機能はさまざまな分野で進化すると考えられます。以下は、その一例です。これらの機能は、進歩したセンサー技術、機械学習自然言語処理、ロボティクス、および他の先進的な技術に基づいています。

1. 医療支援:
   - 診断と治療: AIが医療データを分析し、病気の早期発見や最適な治療法の提案を行います。
   - 手術支援: ロボットが外科手術を補助し、高精度でミニマリンバーシブな手術を可能にします。

2. 高齢者ケア:
   - 介護ロボット: 身体的なサポートと心理的な支援を提供するロボットが高齢者をサポートします。
   - ヘルスモニタリング: センサーとAIが高齢者の健康状態を監視し、緊急時には適切な対応を行います。

3. 教育支援:
   - 個別学習: AIが生徒の進捗を分析し、個々のニーズに合わせたカスタマイズされた教育プランを提供します。
   - 言語学習: AIが言語学習をサポートし、会話や語彙の練習を行います。

これらの機能の実現には、ディープラーニング、センサーテクノロジー、自律ロボティクス、クラウドコンピューティングなどの技術が必要です。また、倫理的な課題やプライバシーの保護なども考慮されるべき重要な要素です。」

どうでしょうか?
しっかり答えてくれていますね!
自分で考える系の課題はどうしても思いつかないことがあります。そこでchatGPTを使うことで代わりに考えてもらうことができます。
こういった課題ではchatGPTを使うと早く終わりそうですね。

■結論■
活用可能度・・・大
・複数のアイデアを出してくれるので一番活用できそう。
・最後に良い感じに言葉を変えておくべき!

まとめ

今回は、複数のパターンに分けて大学の課題でchatGPTを使うことが出来るのか検証しました。
chatGPTのよさはなんといってもその速さです。
そして最も適しているのはアイデアを考えるような課題です。
自分では思いつかないようなアイデアを一瞬で大量に挙げてくれます。

ぜひ今後の課題の参考にしてください。

■まとめ■
・計算系よりもアイデアを出すような課題の方がchatGPTを活用できる。
・調べる系では完全に信用できる訳ではないため正直おすすめしない。
・困ったときの1つの手段とするのが良さそう。
閲覧ありがとうございました。
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